昨年の秋にリニューアル・オープンしたそうです。新年の「新・日曜美術館」で初めて知ったという方も多いのでは（かくいう筆者もその一人）。成人式の着物に身を包む若者諸君とすれ違いつつ観てまいりました。上野は割に勝手知ったる場所のつもりでいたのですが，こんな閑静なスポットがあるなんて。往き帰りの道沿いにある昔ながらのタイ焼き屋も乙。
「東洋のロダン」と言われつつも，猫を慈しんで沢山の「猫像」を制作するあたりはお茶目。
屋上の庭園には東京の空を睨む彫像が――
その入り口下からこっそり覗き見（笑）
昨夏には滋賀・守山の佐川美術館で佐藤忠良の個人展示を観たのですが，いずれもひとの内面に迫るような型の美しさ（以下はその外観）。今後は立体ものにも鑑賞の眼がひらいていきそうです。
◎朝倉彫塑館ホームページ
http://www.taitocity.net/taito/asakura/
◎新日曜美術館での紹介ページ
Scholarly Affairs 