古のイタリア音楽 懐かしい日本の叙情
2021年5月14日(金) 19:30開演 於・Hakuju Hall
2年前に宮城で初めて接したカウンターテナー・村松稔之さんの、休憩無し1時間ステージ。雅な宮廷から親密なサロン、そして素朴なようで深い童謡まで、国も時代も異なる歌の世界を描き分ける力量に感服。感謝を絶やさないトークにも思わずお辞儀を返したくなる舞台でした。チェンバロ・ピアノ二刀流の鬼才 圓谷 俊貴 さんも、静かに寄り添いつつ底知れない深みと存在感を発揮。

そう言えばこの独特なホールを前に訪れたのは2020年の正月頃でした…
[出演]
村松稔之(カウンターテナー)
圓谷俊貴(ピアノ/チェンバロ)
[プログラム]
※チェンバロと歌
G.カッチーニ : 「新音楽」より
第8曲 “アマリッリ”
第3曲 “甘いため息”
G.カッチーニ : アヴェ・マリア
※ピアノソロ
シューマン : 「子供の情景」 op.15 より
第3曲 “鬼ごっこ” 第7曲 “トロイメライ” 第10曲 “むきになって”
※ピアノと歌
山田耕筰(詞:北原白秋) : この道
中山晋平(詞 : 吉井勇) : ゴンドラの唄
木下牧子(詞 : 岸田衿子) : 竹とんぼに
他
第159回 リクライニング・コンサート 村松稔之 カウンターテナー・リサイタル|ハクジュホール (hakujuhall.jp)