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カテゴリー別アーカイブ: 書評

哲学への視座 (3) 『世阿弥の稽古哲学』を読む

「温故知新(故きを温ねて新しきを知る)」という言葉がありますーー古来の智恵に新たな視点を得るヒントがある。筆者がこれを実感するのは日本の古典芸能やアレクサンダー・テクニックに接したことが大きいですが,その本質をなすのが「稽古(アレクサンダーテクニックでは「ワーク」)」です。昨年そ集約的な著作が増補版として再刊しました。

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アカデミック・リテラシー (1) 学術書を読む

教育研究の現場が様変わりするなか「アカデミック・リテラシー」の重要性が叫ばれて久しい。振り返れば,議論は1990年代初頭の教養教育改革・大学院重点化などを契機に始まったが,本ブログでも古今の画期となる著作を振り返りつつ,その現代的意味を再考してみたい。

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『紛争が変える国家』を読む

2020年9月,講座『グローバル関係学』([編集代表]酒井啓子,岩波書店,全7巻)の刊行が始まりました。主体(アクター)中心的視座から関係中心的視座へと転換することで,グローバル社会の新たな見方を提案する…これが本シリーズで謳われているコンセプトです〔大学プロジェクトのサイトは→こちら〕。

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