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カテゴリー別アーカイブ: 書評

哲学への視座 (4) 民主主義と教育を考える

昨年の米国大統領選を受け、年明けには新大統領就任式が執り行われ、世界秩序の場にアメリカ合衆国が戻ってきました。その政治哲学をめぐる状況は、過去の記事(哲学への視座(1))で触れてきました。米国社会の分断・二極化が言われるなか、BLM (Black Lives Matter) 運動(日本語では、NHKによる紹介)など、社会的マイノリティの立ち位置が問われた最近でもありました。この下で、多様な価値観をもった人々が民主主義的な意志決定過程にどう参加しうるか、が問われていると思います。

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アカデミック・リテラシー (2) 世界レベルの研究をめざして

研究者・アカデミシャンは「象牙の塔に籠る」とも揶揄されるように、しばしば独りで活動するものと一般には理解されがちです。しかし21世紀の今は、専門分化とグローバル化の進展で、あらゆる分野に協働が求められまた可能になっています。その手段となる研究者交流を、どのように築いてゆけばよいのでしょうか。

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哲学への視座 (3) 『世阿弥の稽古哲学』を読む

「温故知新(故きを温ねて新しきを知る)」という言葉がありますーー古来の智恵に新たな視点を得るヒントがある。筆者がこれを実感するのは日本の古典芸能やアレクサンダー・テクニックに接したことが大きいですが,その本質をなすのが「稽古(アレクサンダーテクニックでは「ワーク」)」です。昨年そ集約的な著作が増補版として再刊しました。

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